まず、土を確かめます。指を土に2〜3cm差し込み、鉢を持ち上げてください。乾いていて軽いときは水不足です。濡れていて重いときは、水のやりすぎか、水はけの悪さです。
最も可能性の高い原因

水のやりすぎと根腐れ

見分け方
- 土は水やりのあと何日も湿ったままで、まず最も下の古い葉が黄色くなり、株の中心がやわらかくなることもあります。この植物の細かく密な根は、丈夫な葉もの植物の根より早く腐ります。
対処法
- 1
水やりをやめて、鉢の水はけが本当によいか確かめます。次に水をあげるのは、土の表面が少し乾いたときです。根は傷みやすいので、株の中心がやわらかくなったり酸っぱいにおいがしたりしたら、待たずにすぐ鉢から抜いてください。

ほかに考えられる原因
当てはまらないときは、下のサインを見比べて、本当の原因を見つけてください。

水道水に含まれるミネラル(この植物では本当の原因になります)
この植物は、ほとんどの観葉植物より、水道水に含まれるフッ素や塩類に敏感です。傷みは、葉のふちや葉先が黄色や茶色になる形で現れ、そこからゆっくり内側へ広がります。葉全体が均一に黄色くなるのとは違います。株全体が黄色くなるときは、水やり、光、栄養の問題の可能性が高いので、先にそちらを確かめてください。
対処法
- 1
雨水か蒸留水に切り替え、数か月に1回、土にたっぷり水を通して、たまったミネラルを洗い流します。傷んだふちは緑に戻りませんが、新しい葉は健康に育つことがあります。

光不足
黄色くなるのと同時に葉の模様が薄れ、青白い新芽が最も近い窓のほうへ曲がります。この植物にはちょうどよい明るさが必要です。これらのサインがそろっていれば、置き場所が暗すぎます。
対処法
- 1
ちょうどよい明るさの、もっと明るい場所に移してください。新しい葉が数枚出れば、模様が戻ります。ただし、真昼の強い日ざしは葉を焼くので避けます。

水不足
土はカラカラに乾いていて、黄色くなるのに加えて「カリカリに茶色く枯れた縁」というサインも出ています。茎はやわらかくも、腐ってもいません。
対処法
- 1
土が乾いているなら、たっぷり水をあげます。この植物の夏の水やりは、ふつう6〜8日に1回が目安です。そのあとは、決まった日に水をあげるのではなく、水やりのたびに土を触って確かめるようにします。

栄養不足(ただし、補いすぎに注意)
いちばん古い葉が均一に色あせ、何か月も肥料をあげていないと成長が遅くなります。ただし、この植物は肥料の塩類で傷みやすいので、補いすぎないでください。
対処法
- 1
成長期に、表示の4分の1〜2分の1の量で肥料をあげます。2か月に1回、土にきれいな水を通して洗い流し、1年以上たっていれば、表面の土を入れ替えるか、植え替えます。

自然な老化
いちばん古く大きな葉が1枚、数週間かけてふちから中心に向かってゆっくり黄色くなりますが、株の中心で巻いていた新しい葉は完全に健康です。これはこの植物の普通の入れ替わりで、問題のサインではありません。
対処法
- 1
心配ありません。古い葉は根元で切り取り、あとは気にしなくて大丈夫です。植物は、いちばん古い葉を自然に手放していきます。

アザミウマ(スリップス)
銀色の斑点に小さな黒い点が混じっているときは、アザミウマが疑われます。対処の前に、植物に虫がいることを確かめてください。
対処法
- 1
植物を他の植物から離し、葉の表と裏を洗い流し、ひどく傷んだ部分を取り除きます。その植物に使えるアザミウマ用の薬剤を、一部の葉で試してから使い、ラベルの指示どおりにだけ繰り返します。